介護職員パワーアップ研修

1.目的と狙い

低迷する景気、生活価値観の急旋回、成熟飽和の構造不況、規制緩和と異業態間競争激化……私たちを取り巻く環境は大きく変化し、従来の考え方・やり方・しくみでは顧客満足を十分に提供することは出来ません。競争構造が変化し、競争要因が複雑化している現在は、真の企業力が問われ、管理体制の優劣が問われる時代です。
さて、今回提案する『パーアップ研修』は、成長分野等人材育成支援事業奨励金を活用して介護事業に従事する若手人材(入社5年まで)の育成を目指した研修にしたいと考えております。

2.人材育成の考え方・進め方

1)これからの時代に求められる人材は、“自ら考え行動する”人材です。ただ与えられた課題をこなすだけでなく、企業をとりまく状況をふまえて、自らのポジション(立場・役割)として、「今、何が大事か、どうするか」の判断を正しく迅速に行い、自らが責任をもっと遂行していける人材です。そのためには、まず基礎的な専門知識の習得がなければなりません。その上にたって、スキル面としてはコミュニケーション能力を基盤に課題認識力・課題構想力・課題遂行力を高めていくことです。また、その前提となる意識面においては、自律性・積極性・協調性をもって組織総合力に寄与・貢献していく姿勢が求められます。

2)人材育成は、3つの力がうまくかみ合っていくことです。即ち、会社組織として研修等を通じて育成をはかっていく「育てる力」。本人がもっと伸びたいと自己啓発に積極的に取り組む「育つ力」。さらには人事制度と関連して、啓発向上意欲を促す「育む力」。この3つが一体となって体系的に相乗効果を発揮してこそ、企業基盤を支える「人財力」となりえます。

3)このような観点から、人材育成は総合的・体系的に取り組んでいくことが重要であると考えております。したがって、集合研修(OFF.J.T.)方式だけでなく、自己啓発を刺激していく仕組みや、人事諸制度との連動も併せてご検討いただければと思います。

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